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数年前に、はじめてライブ機関車を購入し、それを手軽に運転できるようにと簡単なレイアウトを自宅の庭に敷設。ただ
生まれつき面倒くさがりなのでいい加減な敷設
で、コンクリートブロックを楕円形に並べ、その上に板を接着し、あとはレ
ルを強引に曲げてネジで板に固定するという
作り方。ですから、季節によって板は反り返るし、曲線のアールや水平(レ
ル)
はメチャメチャなので脱線事故は日常茶飯事でした。最初は、そんな状態でも、ライブ機関車が自宅で走ることにた
だただ感動(!!)していたのです。しかし、外国の雑誌GardenRailwaysなどを読んでみると、これがスゴイ!まるでガー
デニ
ングが目的であるかのような、綺麗で楽しげなレイアウト。そこで、一念発起して、我が鉄道の大改修を決意しました。

今度もコンクリートブロックを使用しますが周りを煉瓦で囲い、そこに土
(黒土と矢作砂を半々で混合。これは黒土だけだと水はけが悪くなるから)をいれて線路を敷設することにしました。この方法なら土の加減によって、微妙な線路の高低の調整ができ正確な水平(レベル)を確保することができるし、しかも実際の鉄道に近いリアルな感じを出せるのではないかと思ったのです。レールを土の道床に固定する方法ではかなり悩みました。
GardenRailwaysにはバラストを枕木の間に敷き詰めて線路を固定する方法が紹介されていますが、適当なバラストの素材がなかなか見つからず、何軒DIYショップを見て歩いたことでしょう!!GardenRailwaysにはチ
キングリドすなわち砕いた花崗岩を使うと良いと紹介されているが、そうい
うものが一体日本のどこにあるのでしょうか??

結局、バラストを枕木の間に敷き詰めて線路を固定する方法はあきらめざるを得ず、別の方法を採用しました。それは、一定間隔で線路に木片をネジ留めし、それを土の道床に埋設することで線路を固定するというものです。ただこの方法は、かなり密の間隔で木片をネジ留めしないと線路の固定がしっかりしません。写真のように、私の場合は木片の間隔がやや疎だったみたいで、これはいずれ改良工事が必要と考えています。敷設する線路はドイツのhubner社のフレキシブルレール(おそらくコード190?)。ちょっと屋外のレイアウトに使うのには、やや柔な感じが否めません。本当は、コード250以上のレール(SunsetValley社LlagasCreekRailways社のレール)を使いたかったのですが、いままでのレイアウトで使用していた
hubner社のレールを廃棄するのが忍びがたかったので、そのまま流用しま
した。
これで線路敷設は完了。さっそく、機関車を試験運転で走らせてみたら見事に失敗。雨上がりの日でもあったので車輪に土がどんどん付着して最後は脱線してしまう結果に……。そこで、土が車輪に付くことを防止し、見た目も美しくリアルに、さらに路盤の強化・安定もはかろうと園芸用の小石を購入しバラストとして線路の下に敷き込みました。
以前のレイアウトでは線路を適当に目分量でカーブさせてネジ留めしていましたが、新しいレイアウトでは線路の曲線のアールを末端まで正確にするためにアメリカのSunsetValley社のレールベンダーを使用。これは使
用の要領を覚えれば簡単に活用できるスグレモノ!。さすが庭園鉄道の本場アメリカの製品と感心しました。意外と日本で使っているという話をききませんが、どうしてなのでしょう。

さらに以前は線路同士の接合にhubner社のレールジョイナーを使用しましたが、素材が真鍮の薄い板なために強度がなく、線路の接合部に段差ができてしまいました。今回はレール同士のジョイントを確実にするためにアメリカのHillmanRailclamp社のレールクランプを使用。これはかなり頑丈です。ただし、庭園鉄道は気候の寒暖の影響をもろにうけますから、夏の暑い気候で線路が膨張すると接合部をレールクランプでがっちり固定してしまうとどういう影響があるか、まだ未知数です。すべて個人輸入で行いましたから、メールのやりとりなどで、学生時代から全くご無沙汰になっ
ていた英語の出番となり、辞書と首っ引きで四苦八苦しました。しかし、
やってみるとこういう苦労も、案外楽しめるものです
ね。

レイアウトのアクセントとして木橋を
作りました。GardenRailways誌に
は木橋を自作する記事も載っていまし
たが、今回はGarden Texture社から
Long trstle Kitを購入することにし
ました。設計図に沿って組み立てた
後、防腐のために木用のステインを塗
りました。

完成したレイアウトの全景です。右上方の引き込み線はまだ工事が終わっていません。